在職中に転職活動をするとき、一番しんどいのは「面接そのもの」よりも、面接日程の調整かもしれません。
私も転職活動を始める前は、仕事をしながら面接を入れるのはかなり難しそうだなと思っていました。
結果としては、3ヶ月で7社に応募し、4社から内定をもらうことができました。
ただ、これは自分で細かくスケジュール表を作って、完璧に管理したからではありません。
むしろ逆で、自分で抱え込む部分を減らしたのが大きかったです。
今回は、在職中に転職活動を進める中で、私が面接日程をどう組んでいたかを書きます。
あくまで私の例ですが、働きながら転職活動を進める人の参考になれば嬉しいです!
在職中の面接日程は、思ったより管理が大変だった
転職活動では、やることが一気に増えます。
求人を見る。 職務経歴書を直す。 エージェントに返信する。 面接準備をする。 面接を受ける。 面接後のフィードバックを確認する。
これを普段の仕事と並行して進めるので、普通に大変です。
特に面接日程は、1社だけならまだ何とかなります。
でも複数社が同時に進むと、「この日は仕事の予定がある」「この日は面接対策をしたい」「この会社は早めに進めたい」みたいな調整が一気に増えます。
私の場合、途中で7社中4社が次の選考に進んでいた時期がありました。 別のタイミングでは、4社が同時に進行していて、3社が最終面接前、1社が二次面接前という状態もありました。
こうなると、勢いだけで詰め込むとたぶん持ちません。
親記事として、転職活動全体の流れは 在職中の転職活動を3ヶ月で進めた実録 にまとめています。
この記事では、その中でも「面接日程」に絞って書きます。
空き日時をエージェントに渡して、企業との調整は任せた
まず大きかったのは、面接日程の細かい調整をエージェントに任せたことです。
私はエージェントに空き日時を伝えて、企業との調整は基本的にお願いしていました。
自分で各社と直接やり取りしていたら、かなり大変だったと思います。
在職中だと、日中にずっとメールを見ているわけにもいきません。 仕事の予定も変わるし、会議も入ります。
その中で、企業ごとに候補日を出して、再調整して、また予定を確認して、というのを全部やるのは結構きついです。
私の場合は、連絡も電話よりLINEやチャット中心でした。
通勤中や昼休みに返信できたので、転職活動の連絡が仕事時間に食い込みすぎなかったのは助かりました。
もちろん、最後に予定を決めるのは自分です。
でも、企業との間に入って調整してもらえるだけで、だいぶ楽になりました。
応募数を増やしすぎないようにした
次に意識したのは、応募数を増やしすぎないことです。
転職活動をしていると、「もっと応募した方がいいのかな」と不安になります。
私も最初は、両エージェント合計で15社くらい候補がありました。
ただ、途中で日程調整を考えて、10社前後に絞る方針にしました。
別のエージェント側では、まず3社程度で進める意向もありました。
これは、単に楽をしたかったからではありません。
面接は、受けるだけでもかなりエネルギーを使います。 しかも、企業ごとに見るポイントも違います。
「この会社は何を見ているのか」 「自分の経験のどこを話すと伝わるのか」 「面接後にどう比較するのか」
ここまで考えると、数を増やしすぎると準備が薄くなります。
私は初めての転職だったので、なおさら一社ずつちゃんと向き合いたい気持ちがありました。
在職中に進めるなら、たくさん受けるよりも、自分が準備できる数に絞る方が合っていました。
オンライン面接は、中抜け・半休・有給を組み合わせた
私の転職活動では、面接はオンライン中心でした。
これは本当に助かりました。
移動時間がないだけで、面接の入れやすさが全然違います。
日中の面談も、事前に分かっていれば中抜けで調整できる場面がありました。
実際、あるエージェントとの面談では、会社の予定を確認しながら平日15:30〜16:30で調整し、「ここだけ中抜けして参加します」という形にしました。
もちろん、毎回それで済むわけではありません。
必要に応じて、午前半休や有給を使うこともあります。
ただ、「面接のたびに丸一日休む」前提ではありませんでした。
オンライン面接、中抜け、午前半休、有給。 このあたりを組み合わせる感じです。
ちなみに年次有給休暇は、基本的には労働者が取得日を指定するものです。 一方で、会社側には一定の場合に時季変更権が認められることもあります。
また、時間単位で年休を取れるかどうかは会社制度によります。 厚生労働省の資料では、年次有給休暇は1日単位が原則で、労使協定があれば1時間単位で取得できるとされています。
なので、面接で半休や時間単位年休を使いたい場合は、自分の会社の就業規則や制度を先に確認しておくのが良いと思います。
ここは会社ごとに違うので、無理に一般化しない方が安全ですね。
1日に詰め込みすぎない
面接日程で、個人的に大事だと思ったのは「詰め込みすぎない」ことです。
私の場合、基本は1日1社が良いと感じました。
複数社を同じ日に入れると、話す内容が混ざります。
会社ごとに志望理由も違うし、事業内容も違うし、相手が見ているポイントも違います。
面接後には振り返りもしたいです。
「この質問はうまく答えられた」 「ここは次に直した方がいい」 「この会社は思っていたより合いそう」
こういう感覚は、時間を置かないと流れていきます。
ただでさえ在職中の転職活動は、仕事の合間に進めることになります。
無理に1日に詰め込んで、疲れた状態で次の面接に行くより、余白を残した方が良かったです。
もちろん、どうしても同じ日に重なることはあるかもしれません。
でも自分から積極的に詰めるというより、できるだけ1日1社くらいにしておく方が、私には合っていました。
後半選考では、承諾期限から逆算して足並みをそろえた
選考が後半に進むと、別の難しさが出てきます。
それが、内定や承諾期限のタイミングです。
1社だけ早く進みすぎると、まだ他社の結果が出ていないのに、承諾するかどうかを決めないといけなくなる可能性があります。
これが結構こわいです。
私の場合、エージェントと相談しながら、応募時期や選考の足並みをなるべくそろえる方針にしていました。
抑えの企業の最終面接が先に来そうな場合は、少し後ろ倒しにして、その間に第一志望群を詰めるという考え方もありました。
これは自分一人だと、なかなか考えにくかったと思います。
「早く進むほど良い」と思いがちですが、実際はそうとも限りません。
複数社を比較したいなら、選考の進み方をある程度そろえることも大事でした。
Web面接の準備は、前日より前にやっておく
日程調整とは少し違いますが、オンライン面接の準備も早めにやっておくと楽でした。
私は年末年始に実家から在宅対応する予定があったので、オンライン面接用にPC、ジャケット、シャツを持っていくことも考えていました。
猫が同席しないように、面接中だけ別室で待ってもらうことも考えていました。笑
Web面接は、PC、通信、マイク、カメラ位置、背景、明るさなど、意外と準備することがあります。
面接当日に慌てるより、日程が決まった時点で一度チェックしておく方が安心です。
面接の中身の準備については、転職面接の準備でやったこと に分けて書いています。
まとめ: 在職中の転職活動は、詰めるより詰まりすぎない設計
在職中の転職活動は、気合いだけで乗り切ろうとするとしんどいです。
私が面接日程でやっていたことをまとめると、こんな感じです。
- 空き日時をエージェントに渡して、企業との調整は任せる
- LINEやチャット中心で、返信の負担を減らす
- 応募数を増やしすぎない
- オンライン面接、中抜け、半休、有給を組み合わせる
- 基本は1日1社にして、準備と振り返りの余白を残す
- 後半選考では、承諾期限から逆算して足並みをそろえる
在職中の転職活動は、「どれだけ詰め込めるか」よりも、「詰まりすぎないように設計できるか」が大事だと思っています。
自分で全部抱えようとすると、仕事も転職活動も中途半端になりやすいです。
私の場合は、エージェントに日程調整を任せたことで、面接準備や企業比較に時間を使いやすくなりました。
転職エージェントの使い分けについては、転職エージェント3社を使い比べた正直レビュー にまとめています。
急かされすぎるエージェントとの付き合い方は、転職エージェントを途中で断った話 も参考になるかもしれません。
働きながら転職活動を進めている方の参考になれば幸いです!